書籍・雑誌などへの箔押し・エンボス加工は美箔ワタナベへ

ブレーン 2016年12月号

独特な感触が特徴の用紙「プライク」を使った洋書風でシンプルなブックカバー

• オフセット1色
• 箔押し(白箔+黒箔)

• ご依頼

  SIX（博報堂）所属　矢後直規さんによるデザイン。
  プライクという独特の質感をもつ用紙にオフセット印刷にはないコントラストの箔押し、しかも白箔と黒箔でタイポグラフィでシンプルにわかりやすく仕上げたいとの事でした。
  用紙見本として機能するブックジャケットを考案したともお聞きしました。テキストのあえて違うスペルの「Pryke」をタイトルにしたそうです。

• 美箔ワタナベのご提案

  濃色でしっとりした質感をもつプライク用紙を使用との事で、オフセット印刷では表現出来ない濃度を持つ顔料箔での加工を最初の打ち合わせ時よりご提案していました。
  欧文文字のベースラインをあらわす黒い線も透明性の無い黒箔を2回目（2色目）加工にする事で、白箔の文字も完全に隠蔽しています。箔特有な他の加工では不可能な表現がデザインと融合出来たと思います。